根管治療

まずは、精密根管治療の
初回カウンセリングへ
お越しください!

まずは、精密根管治療の初回カウンセリングへお越しください!当院の「精密根管治療 初回カウンセリング」では、患者様の状況を確認します。そして現在の状態や症状を解消するための解決策についてお話しいたします。下記のようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

精密根管治療の初回カウンセリングをおすすめする方

  • 自分の歯をできるだけ保存したい
  • 根管治療を繰り返しているが症状が改善されていなし
  • 他院で根管治療を断られてしまった
  • 数年前に治療した箇所が再び、痛み始めた

歯内療法(歯の根っこの治療)の種類

  • 歯の神経を残す「生活歯髄切断法(歯髄保存療法)」
  • 歯の神経を除去する「初回根管治療(抜髄)」
  • 一度、根管治療を行った歯に対して行う「再根管治療」
  • 根管治療を繰り返しているが良くならない場合に適応する外科治療「歯根端切除」

歯を残せる
可能性がある根管治療

セカンドオピニオンにも対応できます!

セカンドオピニオンにも対応できます!根管治療は、むし歯が神経にまで達してしまっている場合に適応される治療方法です。根管治療が適応できれば、抜歯を回避して歯を残すことができます。歯の根の構造は複雑で、神経や血管が入り組んでいます。そのため、根管治療は歯科医師の高度な技術と豊富な知識が必要です。院長は、根管治療の症例も豊富ですので、他院で断られてしまった方もセカンドオピニオンへお越しください。

根管治療の成功率を
高めるためのポイント

歯科用CTで正確な診断

歯科用CTで正確な診断歯科用CTは、根管治療などの精密な治療において、正確な診断が不可欠です。当院は、歯根や歯槽骨の状態などを詳細に確認するために、歯科用CT撮影を行います。従来のレントゲン写真では得られなかった立体的な情報を提供し、口腔内の状況を多面的に把握することが可能です。

「マイクロスコープ」

「マイクロスコープ」根管治療の成功には、汚染歯質の除去や根管内の洗浄・消毒などの工程を精密に行うことが必要です。そのため、当院は、「マイクロスコープ」を活用した精密な根管治療を提供しています。マイクロスコープは根管内を明るく照らし、肉眼で見るよりも20倍近く拡大して確認することができます。根管内の微細な部分まで確実に確認し、正確な処置を行うことが可能です。

無菌状態を可能にする「ラバーダム」

無菌状態を可能にする「ラバーダム」根管治療では、根管内を無菌状態に保つことが重要ですが、治療中に唾液や口腔内の細菌が侵入する可能性があります。この問題を解決するために有効なのが、ラバーダムです。ラバーダムは、治療対象の歯をゴム製のシートで覆うことで、根管内への唾液や細菌の侵入を完全に防ぎます。これにより、根管内の無菌状態を維持し、より効果的な治療が可能になります。また、器具の落下を防ぎ、周囲組織を保護する役割も果たします。結果的に治療効率が上がり治療時間の短縮に繋がります。アメリカ歯内療法学会のガイドラインでは、根管治療時にラバーダムを使用することが必須とされていますが、日本でこの処置を実施している歯科医院はまだまだ少数派です。当院は、患者様の安全と根管治療の成功率を高めるために、ラバーダムを積極的に活用しています。

根管内を傷つけない「ニッケルチタンファイル」

根管内を傷つけない「ニッケルチタンファイル」根管内は非常に複雑な形態をしています。ファイルは、根管内の感染物や感染した歯質を除去する歯科用器具です。「ニッケルチタンファイル」は、根管治療で使用される治療器具であり、従来のステンレス製ファイルに比べて根管内を傷つけるリスクが低いです。ステンレス製ファイルでは、根管内の形状に合わせる際に硬直してしまうため、根管を傷つける可能性がありました。ニッケルチタンファイルは非常にしなやかな特性を持っていて複雑な根管の形態に追従します。この特性を活かすことで、根管の複雑な形状に対応しながら、根管内の感染源を効果的に除去することが可能です。ニッケルチタンファイルを使用することにより、作業効率が良くなり治療時間を短縮することができ患者様の負担軽減に繋がります。これにより、より安全性が高く、精度の高い治療が実現できます。

生体親和性の高い「MTAセメント」

MTAセメントは、生体親和性が高い充填剤です。つまり、人体に馴染みやすく、体内での適合性が高い特性を持っています。この特性は、歯の保存に大きく貢献します。MTAセメントは封鎖性も高く、神経を取る前の歯や神経を取った後の歯など、さまざまな状況で活用されます。歯の神経を残すことや歯の寿命を延ばすことに役立ち、歯内療法や根管治療の成功に大きく貢献します。

保険の根管治療と
自費根管治療の成功率の違い

現在、日本の歯科保険診療における根管治療の成功率は極めて低いとされています。東京医科歯科大学の須田教授の文献によれば、日本の保険医療制度下で行われた根管治療の成功率は約40%とされています(参考文献※1
わが国における歯内療法の現状)。初回の根管治療後、50%以上の患者様が再び歯の違和感を訴えており、再根管治療(2回目の根管治療)を必要とするケースが多く見られています。その後、さらに数年経過すると再発し、最終的には歯を抜かざるを得ない状態に至ります。日本の保険医療制度下での根管治療の成功率が低い理由は、いくつかあります。再発リスクの主な原因として、無菌的な処置ができていないことが挙げられます。根管内に細菌が残ったままにしておくと、根管内に残存する細菌が繁殖し再発するリスクが高まってしまいます。臨床の現場では細菌を目視することができず、口腔内には常に多くの細菌が存在しています。このような環境下で、根管内の細菌数を最小限に抑えるためには、非常に繊細な配慮が必要です。しかしながら、日本の健康保険で提供されている根管治療(歯内療法)では、時間的制約や診療報酬の問題から、十分な治療が行われず、無菌的な環境での治療が不十分なケースが少なくありません。無菌的な環境を確保するには時間と労力が必要であり、また歯科医師の経験や技術も重要です。患者様には、世界基準の精密根管治療がどのような概念で行われているかをよく理解し、ご自身の治療の選択肢を広げていただきたいと考えています。根管治療は、初回の精度が非常に大切です。治療を繰り返すほど、成功率が低くなります。当院は、再発リスクが低い自費の精密根管治療をおすすめします。

歯の神経を残す
「生活歯髄切断法(歯髄温存療法)」

生活歯髄切断法は、歯の神経(歯髄)をできるだけ保存するための歯科治療です。しかし、全ての症例で神経が保存できるわけではありません。比較的初期段階の歯髄炎では、神経を保持する可能性があります。重度のむし歯治療の場合は、すべての神経を取る可能性が高いです。しかし、この段階で歯髄の炎症反応や細菌感染が限定的であれば、生活歯髄切断法を適応することで、一部の神経を除去し、根管の神経を保存することができる場合があります。当院は、精密検査の結果をもとに、歯髄温存療法を適応できるかどうか判断します。歯の神経を残したいと考えている方は、一度、ご相談ください。

他院で根管治療を
失敗してしまった方へ

歯根端切除

当院は、歯根端切除にも対応しています。歯根端切除術は、根管治療後に、歯ぐきの腫れや膿の排出、痛みなどの症状が根の先に炎症が起こっている場合に行われる治療法です。根管治療終了後、一定期間の経過観察で治癒の兆候が見られない場合、歯内療法外科が適応されます。歯根端切除術などの歯内療法外科は、根尖と病変組織を摘出することで、予後不良の根尖性歯周炎を治癒に導く処置です。
歯根端切除術では適応症か否かC T撮影を行い診断する必要があります。

再根管治療

当院は、再根管治療にも対応しています。再根管治療は、通常の根管治療後に症状が再発したり、新たな問題が生じたりした場合に行われる治療法です。前回の根管治療時に、根管が細菌に感染したままの状態で治療されたり、むし歯によって根管が感染したりすることで、根尖性歯周炎が再発する可能性があります。そのような症例に対して、再度根管治療を行い、根管内の細菌数を減らすことを目的とした治療が「再根管治療」と呼ばれます。再根管治療の成功率は、以前の治療の質によって異なり、根尖性歯周炎が再び確認されるケースについては40%~80%の範囲内で変動します。

抜歯を回避する
「クラウンレングスニング」

クラウンレングスニングは、歯冠がほとんどなくなってしまい、通常の治療方法では歯を残せない、歯の根の長さが一定以上ある場合に行われる治療法です。歯周組織を切除し、歯根部分を露出させて治療を行います。クラウンレングスニングが適応できれば、抜歯を回避し、歯を残すことができます。

根管治療が必要にならないように
むし歯予防に
取り組みましょう!

根管治療が必要にならないようにむし歯予防に取り組みましょう!むし歯を放置していると、根管治療などの大掛かりな治療が必要になる可能性が高くなります。治療を行うことで、症状は改善されますが、歯周組織に大きな負担がかかります。また、治療費もかかりますので、経済的な負担もあります。日頃からむし歯にならないように、適切なセルフケアを受けることと歯科医院への受診をおすすめします。歯科衛生士による歯垢・歯石除去を行うことで、口腔内が清潔になります。また、歯科医師の確認を受けておくことで口腔内のトラブルの早期発見が可能です。そのため、根管治療が必要になる前に正確な処置を受けることができます。可能な限り、ご自身の歯で生活できるように予防意識を高めていきましょう。