詰め物・被せ物治療

白く美しいセラミックの詰め物・被せ物を希望される方へ

マイクロスコープや拡大鏡を用いた精密な詰め物・被せ物治療の提供

マイクロスコープや拡大鏡を用いた精密な詰め物・被せ物治療の提供セラミックは、白く美しい、汚れが付着しにくい、噛み合う歯を傷つけないという特長があります。審美性と機能性に優れた素材と言えます。また、金属アレルギーの心配もありません。
質の高い詰め物・被せ物治療を行うためには、歯との間に隙間を作らないことが重要です。
隙間や段差が生じると、そこに汚れが溜まりやすくなります。これがむし歯や歯周病の原因となり、セラミックの交換時期が早まる可能性があります。当院では、このようなリスクを軽減するために、セラミックと支台歯の「適合」を重視しています。そのために、マイクロスコープを使用した精密な治療を行っています。このマイクロスコープは、視野を約24倍まで拡大できるため、微細な隙間や段差を確実に確認することができます。詰め物・被せ物の寿命を長くしたい方は、当院にご相談ください。

銀歯とセラミックの違い

銀歯とセラミックの違い歯科治療における詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)は、むし歯や歯の損傷を修復し、口内の機能性や美しさを回復する重要な処置です。通常、保険適応の治療では、銀歯が使われますが、金属の色が目立ち、審美性に欠けたり、金属アレルギーのリスクがあったりします。また、歯との適合性もセラミックと比較すると低いため、二次カリエスの可能性もあります。当院は、生涯、ご自身の歯で生活して頂きたいという思いから、金属を一切使用しないセラミック治療をおすすめしています。セラミックは、歯としっかり適合しやすく、正しいケアを行うことで歯の寿命を延ばすことにつながります。また、自然な白さと透明感を持ち、天然歯と見分けがつきません。機能性と審美性を兼ね備えた治療といえます。むし歯治療を行えば、症状は改善されます。しかし、治療を繰り返していると、いずれ削る歯質がなくなり最終的には抜歯になります。そうならないためにも、質の高いセラミック治療を受けて健康な口腔内を維持しましょう。

セラミックは歯茎の黒ずみ「メタルタトゥー」の予防にも効果的です!

銀歯には、歯茎が黒ずむ「メタルタトゥー」と呼ばれる症状を引き起こす可能性があります。お口の中は、絶えず唾液によって湿度が保たれ、日々摂取する食べ物や飲み物によってさまざまな刺激を受けています。このような環境変化の影響を受けると、銀歯の表面が溶け出したり劣化したりすることがあり、その結果、歯茎の着色や金属アレルギーなどの症状が引き起こされます。歯茎に付着した金属の色は、溶け出した銀歯の一部です。セラミックは、金属を使用しないため、このようなリスクを予防することにも効果があります。

 

詰め物被せ物の種類

金銀パラジウム合金【保険適応】

一般的に「銀歯」として知られる治療法は、主に金銀パラジウム合金で作られた詰め物や被せ物を指します。これらは、通常、奥歯の治療に使用されます。金属製であるため、非常に耐久性があり、かつ保険適応であるため、治療費用を抑えることができます。ただし、時間が経つにつれて金属が徐々に溶け出す可能性があります。この溶出物が金属アレルギーを引き起こすことがあり、特に金属に対して敏感な方や過去に金属アレルギーの既往歴がある方にとっては、懸念すべき点です。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックセラミックと歯科用レジンを組み合わせた素材で作られる詰め物や被せ物です。この素材は、その硬度が天然歯に近いため、噛み合わせた際に歯を傷つけにくいという特性を持っています。また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
※自費治療になります。

フルジルコニア

フルジルコニアジルコニアは、その強度や耐久性から「人工ダイヤモンド」と称されるほどの素材です。一般的な詰め物や被せ物では、割れるなどのトラブルが生じることがありますが、ジルコニアを用いることでそのデメリットを大幅に軽減できます。食いしばり癖や歯ぎしりがある方でも、ほとんど割れたり欠けたりすることがありません。強度に優れているため、奥歯に適応されることが多いです。
※自費治療になります。

e-max

e-maxセラミックの一種であるニケイ酸リチウムガラスセラミックを主成分とした詰め物・被せ物です。天然歯と比較しても美しい白さと高い透明感を実現しています。見た目の美しさだけでなく、耐久性も優れておりますが、強い噛み合わせやくいしばり、歯ぎしりをする方の場合、ジルコニアと比較すると割れる可能性があります。種類に関しては患者様どんな修復物がベストなのか診断させていただきますのでご安心ください。
※自費治療になります。

ゴールド

ゴールド金(ゴールド)は耐久性に優れた素材で、その特性からセラミックと比較しても割れたり欠けたりするリスクが少ないです。さらに、金の硬度は天然歯に近いため、対合歯に負荷をかけることなく、口腔全体を保護することができます。また、銀歯と比較して錆びたりしないので口腔内で適合のいい状態を継続できることも大きなメリットです。
※自費治療になります。

保険CAD/CAM冠

保険CAD/CAM冠セラミックと歯科用プラスチックを組み合わせた素材です。この素材は、歯を削り、コンピューターを使用して歯の形をデザインし、CAD/CAM技術を使って被せ物を作り出す方法で、保険適応の治療に使用されます(※保険適応には条件があります)。金属を含まないため、金属アレルギーの心配がありません。

メタルボンド

メタルボンドメタルセラミッククラウンは、金属の基盤にセラミックスを焼き付けた被せ物です。このクラウンは、金属の強度とセラミックスの美しさを組み合わせ、特に奥歯やブリッジの治療に適しています。内部にはゴールドやプラチナ系の貴金属を含んでおり、これが生体に適合し、治療の耐久性や安定性を高めます。
※自費治療になります。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングダイレクトボンディングは、レジンと呼ばれるプラスチック素材を歯の表面に塗り重ね、歯の色や形を整える治療法です。歯の表面を滑らかにしたり、歯と歯の間のすき間を埋めたり、歯を白くしたりすることができます。この治療法は、短時間で修復可能です。
※自費治療になります。

このような方におすすめ

  • 可能な限り歯を削りたくない
  • 前歯の隙間を埋めたい
  • 歯の形が気になる
  • 歯が欠けてしまった
  • 歯の変色が気になりだした

セラミックのメリット

見た目が自然で美しい

見た目が自然で美しい自然で美しい見た目を実現するセラミックは、透明性が高く、色調を細かく調整できる特性を持っています。この性質を活かし、歯茎から先端にかけての微妙なグラデーションを再現することで、1本の歯でも自然で美しい仕上がりを実現します。患者様の天然の歯と区別がつかないほどの自然な見た目を提供します。

劣化しにくく長期的に使用可能

劣化しにくく長期的に使用可能セラミックは劣化しにくく、長期間にわたって使用することが可能です。一方で、保険適応の治療では、金属と歯科用プラスチックが使用され、経年劣化による変色が起こりやすくなります。セラミックは、適切なケアを受けていれば、ほぼ変色することなく、劣化の心配も少ないため、かみ合わせに問題がない限り、長期間にわたって使用できる可能性が高いです。

むし歯になりにくく歯茎への負担も少ない

むし歯になりにくく歯茎への負担も少ないセラミックは、歯との適合性に優れている素材のため、歯との隙間をほとんど作らずにすみます。結果的に、汚れが溜まりにくいです。そのため、むし歯や歯周病のリスクが軽減されます。また、金属を使用しないため、歯茎の黒ずみの心配もありません。

コンプレックスの解消

コンプレックスの解消従来の銀歯は目立ちやすく、それが人前での自然な笑顔を妨げることがあります。しかし、セラミックは、患者様の天然の歯に近い色や形を再現できるため、コンプレックスを取り除き、自信を持って笑顔を見せることができる可能性が高いです。

金属アレルギーの心配がない

金属アレルギーの心配がないセラミックは非常に生体親和性が高く、体に有害な影響を引き起こすことがあります。また、
金属を使用しないセラミックは、金属アレルギーがある方でも安心して使用できます。

セラミックを長持ちさせるための定期検診

セラミックを長持ちさせるための定期検診セラミックは、適切なメインテナンスを受けることで長期にわたって使用できる素材です。口腔内の状態は、年齢とともに変化していきます。セラミックにしても、むし歯や歯周病になるリスクはあります。もし、セラミックで治療した部分にむし歯ができれば、詰め物や被せ物を交換する必要が生じます。また、歯茎が下がって隙間ができた場合も、被せ物を交換することが必要になります。こうした事態を防ぐためには、セラミック治療後は、定期的な検診を受けることが不可欠です。3カ月に1回程度は、歯科医院を受診しましょう。歯科医師によるかみ合わせの確認や歯科衛生士による歯垢・歯石除去を受けることができます。